今日の最高気温は5℃。
火曜日の22℃から17℃も下がった。
小雨がずっと降っていて、風も時折強く吹いた。
隣のビルの管理人Xが外へ出て来ないわけだ。
いつもなら用もないのに外へ出て来て、私の仕事の邪魔する。
笛を吹いて誘導していると、「お、いい音出してんねぇ」と冷やかしたりする。
「仕事中は話しかけないでください」と言っても、まるでとんじゃかない。
まぁ、いなくて静かだからいいか、と思っていたら、午後の3時になってようやく管理人Xが現れた。
「どう? 調子は?」
「あ、今日初めてですよね?」
「こんなに寒いんだから、出て来るわけないだろ」
「俺はまた春先まで出て来ないのかと思いました」
「ばかやろ。クマじゃないって」
思いっきり嫌味を言ってやった。
「雪にならなかっただけでも、まだマシですね」
「昔は6月頃まで雪が降ったんだ。最近は温暖化で降らなくなったけど」
「6月ですか? 嘘でしょ! 東京の話ですか?」
「うん。俺は東京生まれだから、はっきり覚えてる」
管理人Xは72歳だから、72年前までは東京でも6月に雪が降ったのか?
管理人Xが再び冬ごもりに入ったところで、さっそくネットで知らべてみた。
すると……
東京で一番遅く雪が降ったのは、4月17日。
やっぱり嘘かよ。
1967年・1969年・2010年の3回観測。
ちなみに全国で一番遅く雪が降ったのは、網走と根室で観測された1941年の6月8日。(富士山は一年中降雪があるので除外)
管理人Xは、おそらくこの日付と混同したのだろう。
あの人の情報は、だいたいは合っているが、全部が正しいわけではない。。。(-“-)
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