貧乏なはずのガードマンにも投資詐欺?

うちの会社内で投資詐欺の被害が広まっているらしい。
現場で一緒になった人にメールや電話で投資詐欺の説明会に勧誘するのが、一般的なパターンのようだ。
もちろん、本人は本当に儲かると思って誘っているケースが多く、本人も被害者なのかも知れない。
その形態はマルチ商法と同じで誰かを紹介すると何%かバックされるようになっているので、急激に拡大してしまったのだろう。

私のところへも前の現場で一緒だったEさんから先日突然電話があった。
ありきたりな世間話から始まって、Eさんはこう切り出した。

「じゃこうさんは、投資話に興味あります?」
「まぁ人並には」
「私ね、今イギリスの仮想通貨に投資しているんです。今現在1000万円を投資しています。毎日0.5%の利息として5万円が口座に振り込まれているので、この一月で150万円の儲けが出ています。じゃこうさんもどうです?」

と言う。
Eさんは、以前スーパーの店長を長くやっていた人で、多額の退職金をもらっているので、それくらいのお金はあってもおかしくない。
だけど、1日0.5%の利息っていうのは普通では考えられない。
それなのにまったく疑わないのは、毎日ちゃんと5万円が口座に振り込まれているからだろう。
一言で言えば見せ金だ。
それはEさんが預けた1000万円から支払われているに決まっている。
つまり、6.6か月後には金が尽きて詐欺だとバレてしまう。

「今度ね、複利に変えようと思ってるんです。それだと一年で6000万円になるんです」

とEさんは言った。
厳密に言えば、1000万円を1日0.5%の利息で1年間(365日)運用した場合、単利計算で約2825万円、複利計算で約7211万円になる。
だが、実際複利に変えさせる目的は、毎日5万円を振り込まなくても現在の合計金額の数字だけを見せればいいので、詐欺だとバレるのは一年以上先に遅らせることができる。
必ず一年未満は解約できないとかの常套文句があるはずだが。
その間に、投資する人間を集めるだけ集めてトンズラすればいいわけだ。

「Eさん、それ、詐欺だと思いますよ」
「え? 詐欺? そんなはずないでしょ」
「試しに解約してみたらどうです? すでに150万円儲けてるんでしょ?」
「一年は解約できない決まりなんです」

でしょうね。。。( ̄▽ ̄;)

基本的にガードマンは貧乏というイメージがある。
まんざら間違いではなく、ガードマンのうち3割の人は借金がある。
借金はないが給料が入ったら、あるだけ使ってしまう人が3割。
つまり6割のガードマンは、貯金がなく貧乏ということになる。

残りの3割が定年退職して、そこそこの退職金をもらっている人。
投資詐欺のターゲットになるのは、この人たちだ。
つまり60歳以上の小金持ちが投資詐欺に狙われる。

これは私の持論なのだが、投資というのは、自分で勉強して口座を作ったり、手続きをしたりして自己責任でやるもの。
高齢者になるほど、これが面倒なので他人に丸投げする。
他人に丸投げするくらいなら、投資なんてやるべきではない。
と、私は思いますけど。。。(‘〇’;)

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