早朝、山手線の電車に乗った。
60歳前後だろうか、向かいの優先席には、おばちゃん3人が座っていた。
真ん中のボス格のおばちゃんが、一人でベラベラと大声で話している。
右側のおばちゃんは、時々相槌を打ちながら聞いている。
左のおばちゃんは、ただ黙って聞いているだけだ。
新宿駅で杖を突いたおばあさんが乗って来た。
すると、黙って話を聞いていたおばちゃんが、スッと立ち上がって杖を突いたおばあさんに「どうぞ」と席を譲った。
それを見ていたボス格のおばちゃんが、「あら？ 席譲るの？ あなたが譲らなくてもいいのに。向こうの人が譲ればいいのよ」と大声で言った。
向こうの人って、誰のこと？
私のこと？
こっちの優先席には、真ん中に私、私の右に20代の男性、左に40代の男性が座っていた。この布陣なら私じゃないな。。。
それにしても失礼なおばちゃんだ。
実はこのおばちゃんトリオ、朝の通勤電車で何度か見かけたことがある。
おそらく通勤時間が一緒なのだろう。
前の時は、優先席に座ったまま携帯電話で大声で話していた。
またある時は、やはり無口なおばちゃんが席を譲ろうとしたのをボス格のおばちゃんが止めて「いいよ。どうせすぐに降りるんだから」と杖を突いたおばあさんに聞こえるように言っていた。
本当に無神経なおばちゃんだ。
こういうおばちゃんは、もう何年も前に絶滅したと思っていたけど、ゴキ〇〇と一緒で、生命力があるんだよね。。。(‘〇’;)
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