タバコやめた人あるある職業、警備員。61歳、独身。築50年のボロアパートに独り暮らし。哀愁に満ちたガードマンのありふれた日常。哀愁のガードマンBOX

今日も昨日と同じインターロッキングの現場だった。
メンバーは3人で、隊長と私は同じ、残り一人がKさんに変わっていた。

朝礼後、隊長が「ちょっとタバコ吸ってくる」と言って、外へ出て行った。
今日は検査日で喫煙所が撤去されたからだ。

「タバコやめればいいのにね」と私が言うと「なかなかやめられないんでしょう」とKさん。
私が「自分は一日セブンスター3箱吸ってましたけど、10年くらい前にきっぱりやめましたよ」と言うと「え？　自分もセブンスター3箱吸ってました。やっぱ10年くらい前にやめました」と言う。
「440円に値上がりした時でしょ？」
「そうそう」

初対面なのにすっかり意気投合してしまった。

「1箱440円だから3箱で1320円。365日で約50万円。10年で500万円じゃないですか。何故か一銭も残ってない。何処に消えたんですかね？」
「そう言われてみたら、確かに。。。何処へ消えたんですかね？」

タバコをやめたのに、何故かそのタバコ代が一銭も残っていない。
どうやらこれが「タバコやめた人あるある」みたいだ。。。(-“-)

※実際に私は、2011年の2月2日にタバコをやめたので、一年で48万1800円、13年前だから626万3400円でした。何処へ消えた？ヽ( ゜ 3゜)ノ