テレビドラマ化にあたり、漫画の原作者が自殺したことで、ネット上では大騒ぎになってる。
テレビ局側が悪い、出版社側が悪いとか、果ては脚本家が悪い、プロデューサーが悪いとか言われているけど、何か違うような気がする。
原作者の意図をくみ、もっと話し合いをすれば解決されるようなことも言われているが、そもそも、漫画とドラマでは制作過程が違う。
漫画の原作とテレビドラマはまったく別の作品なのでは?
漫画の場合、一人ですべて完結しているが、テレビドラマの場合は、脚本家、演出家、俳優、カメラ、音声、その他大勢のスタッフが係るもの。
原作通りにできるはずがない。
原作とは違うものになって当たり前だと思うけど。。。
過去に漫画のドラマ化は無数にあるけど、原作者が納得できたものが何本あるのか?
なら、テレビドラマ化は原作者の専権事項なので拒否すべきでは?
でもテレビ局側と出版社側が、裏で勝手に話を進めてしまい、断れないところまで行ってから原作者に話を持っていく場合もあるらしいから難しいかも知れない。
でも、それでも原作者が嫌ですと言えば、ドラマ化はされないわけで。
漫画とドラマは別の作品と割り切れる原作者のみ、ドラマ化を許可すればいいと思うけど。。。
過去に、「ビブリア古書堂の事件手帖」というテレビドラマがあった。
原作ファンの人たちが、栞子役のキャスティング(剛力彩芽)を巡ってSNS上で大炎上していた。
栞子のイメージとは違いすぎると。
私もテレビドラマ側を持って、SNS上の騒ぎに加わったりしていたが、剛力彩芽の栞子役はまさにこの人しかいないと思わせる配役だった。
その時も、「原作とドラマはまったく別の作品」という主張を繰り返していた。
奇しくも、この時のメインの脚本家が、今回の騒動で槍玉に挙げられているわけで、これだけ優秀な脚本家が、これをきっかけに書けなくなったらと思うといたたまれない。。。(-“-)
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