今日は自分の現場で生コン打設。
ガードマンは3人。(歩行者誘導2人、ミキサーの誘導1人)
デリバリーさんがテキパキと動く人で、積極的にミキサー車の誘導をやってくれた。
だからガードマンは後続車両を止めるだけだ。
デリバリーとは、プラントと現場の間に入って、生コンの出荷調整をする人のことだ。
そのデリバリーさんが、生コン車が途切れた時に、私に話しかけて来た。
「ガードマンさん、給料いくらもらってるの?」
別に隠すことでもないし、アルバイト情報誌には出てるので正直に答えた。
「一日12500円です」
「え? そんなもらってるの? 交通費は?」
「全額支給です」
「マジか? 俺1万円だよ」
「そうなんですか?」
「だったら、ミキサーの誘導、ガードマンがやってよ。うちらはホントはミキサー車の誘導しちゃいけないんだから」
「知ってます」
ミキサーの誘導(ミキサー車のシュートをポンプ車のホッパー部分に付けるところまで)は本来ポンプ屋さんがやらないといけない。
だが、ポンプ屋さんは打設が始まると打設箇所へ行ってしまうので、ポンプ車の傍にいるデリバリーかガードマンがやる悪しき慣習がある。
こういうグレーゾーンが大昔からずっと是正されないのは、建築業界の悪いところなのだ。
参考までにどうぞ↓
「次からミキサーの誘導、自分がやりましょうか?」
「いいよ。今更代わってもらうなんて。はぁ、何か腹が立って来た」
そう言ってデリバリーは、私から離れて行った。
それっきり生コン打設が終わるまで、デリバリーさんは一言も話しかけて来なかった。
よっぽど腹が立ったのだろう。
何とも気まずい一日を過ごしてしまった。
こんなことなら、一日8000円ですって言っとけば良かった。(-“-)
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