今日は自分の現場が空けになってしまったので、初めての現場に応援に来た。
「その現場の隊長が休みなので、どうしても行ってくれ」という管制からのお願いだ。
一人現場で初めての現場だったので、何が何処にあって、何をどうするのか、まったくわからない状態だった。
朝礼が終わると、その現場の所長らしき人が私のところまでやって来て、いきなり小言をぶつくさ言い始めた。
「おい、ちゃんと誘導してくれよ。あんたのとこのガードマンが隣のマンションの縁石を壊したんだから。今度やったら警備会社変えるぞ」
え~、事故現場なの?
そのこと管制は一言も言ってないじゃん。
何も言わないで尻拭いさせようとしてるし。。。
こういう場合、管制は必ず隊員に内容を伝えないといけない。
だって同じ失敗を繰り返すかも知れないし、どういう点に気を付けるのか、ある程度のシミュレーションはできる。
その後、現地を見て、だいたいの状況は把握できた。
三日前、鉄筋を積んだ7t車がバックで出る時にやったらしい。
ガードマンは後ろで「オーライ」と声を出していたようだ。
それは「オーライ」じゃないだろ。
だいたいL型の内側にあるのは、隣のマンションの花壇の縁石だ。
つまり隣の敷地ってこと。
この上に工事車両が乗るのは言語道断。
絶対に避けなければいけない必須事項だ。
タイヤが乗りそうになったら、そこでストップさせて何度か切り返しをさせるのが基本だ。
もし切り返しをしてもダメなら、一時出すのを断念して監督を呼び、無理なことを伝えないといけない。
じゃないとガードマンの責任になってしまう。
でも、そこで気付いた。
頭から入ったんだから、バックなら余裕で出れるんじゃないの?
案の定、今日も鉄筋を積んだ7t車があったが、問題なく頭から入ってバックで出た。
花壇の縁石を何故踏んだのか、理解不能だ。
単なるガードマンの技量不足か?
つーか、縁石のところを見てなかったんじゃないの?(;¬_¬)
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